この本はもう今は書店等でもあまり見かけないです。
誰でも作れるギターエフェクターという本。
僕は昔、これを本屋で見かけまして・・・
この本がキッカケで電子回路に興味を持ったといってもいいくらいです。
というかこの本がキッカケで大学の進学先の学科を決めたといってもいいかもしれない・・・
確か2005年くらいかなー
誰でも作れるのか?
結論から言うと、誰でも作れます。
細かく、製作についてもわかりやすく書いてくれています。
必須かはわかりませんが、抵抗のカラーコードは読めた方が楽です。
製作のページには色までは書いてないので。
読み方は最初の方に書いてあります。
実際に自分が作ってみたもの
僕がその本から実際に作ってみたものをご紹介!
JH FUZZ
もうこれは自作の定番と言っても良いくらいですね。
部品も少なくて作りやすい、ファズです。
ファズフェイスのコピーです。
本の推奨のトランジスタはBC109です。
今ではあんまり見かけません・・・
とりあえずNPNトランジスタであればOKです。
2SC1815でも普通に大丈夫です。
ボリュームの効きがイマイチ・・・って思えます。
結構最大まであげてみないとダメです。
音は普通に良いです!
誰でも作れるギターエフェクター2の方にはトーン回路(カットする回路)の増設もあります。
BM Booster
2つめのやつです。
これはアンプやエフェクターが既にあるところにちょっと味付けする感じで使います。
僕はBOSSのDS-1の音に少し味付けする意味合いで使いました。
これも結構レベルは上げないとだめですが、結構良い音してくれます!
真空管アンプだけれども、あんまり音を上げれない場合とかにも。
僕は1959鳴らす時に使ったんですが、使った感じ良かったです。
TS+BM Boosterで良い感じになるでしょう!
FUZZ DEVIL
これは物凄い激しい音のするファズでした(笑)
とんでもない音で・・・
回路的にはビッグマフ系統なのかな?とも思ったり。
本当に凄い音です。
2SC1815で作ります。ユニバーサル基板で作るのは難易度が高いでしょう・・・
僕はユニバーサル基板で作ってみたものの・・・
何かはわかりませんがピーピーと発信音が出たりして作って終わりでした(笑)
これは使う使わないではなく唯一まともに使えなかったので再チャレンジしたいですね・・・
回路の解説はないけど作れる!
回路の詳しい解説は特に無いです。
そこは電子回路で勉強ってことですが、本のコンセプトからして問題ありません。
誰でも作って楽しめる!音が出せる!
大事なのはそこですからね。
この本のデメリットを言うなら…
当たり前のようにプリント基板エディターとかエッチングする工程が出てくるところです。
確かにエッチングすれば楽に作れるけど
それの用意や手間も結構あるかなと・・・
あれば誰でも作れるけどね。
エディターなんてパソコン無いとダメなの?ってことになりません?(笑)
ユニバーサル基板で作ってるお手本はJH FUZZだけですからね。
なので他が初心者の方ならばちょっと取り掛かり難いかな?とも思います。
もちろん本格的な製作をやっていく上ではエディター、エッチングに取り掛かる必要がありますがね。
やっぱりユニバーサルで組んでいくのは根気も必要ですから(笑)
根気があれば誰でも作れるっていう方がいいかもしれない・・・
(まぁ、そもそも根気は何するにも必要ですがね・・・・)
作って使うと捉えるなら良い本!
回路の勉強云々は別で電子回路の本を買いましょう!
この本は改造ポイントも書いてあります。
自分の好みのエフェクターにチューニングもしていけます。
まとめ
誰でも作れるギターエフェクターは
- 製作に関しての記載はとても良い
- 改造ポイントもあり作って使うという方には良い
- 基板エディターやエッチング工程は初心者には難易度高い気もする
- ユニバーサルでも大変だが根気あればチャレンジしよう!
今も売ってるのかな・・・?
中古市場のみかもしれません。
気になる方は是非探して手に入れてください!
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