僕はギターのリペアは主に関東に来てからお世話になっています。
初めて会ったリペアマンの方は新宿の楽器店でした。Fenderを愛する人で
レオフェンダーの素晴らしさを語れる人でした。
その人は現在はなんとFenderのリペアマンです。
その人はストラトが好きでオールドサウンドが好きな方です。
更に大阪出身というね!(笑)
なので話もしやすかった人です。
またお会いしたいなぁ…と思ってます。
リペアマンと好みが合うかどうか?というのは重要ってお話。
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リペアマンのUさん
現在はFenderのリペアマンのUさん
愛想も良くていつもニコニコしていて、人当たりも良くて優しい方です。
お互いの音の好みも合うし話してて楽しかったです。
綺麗な標準語を話していたけど
少し話してみるとなんと同じ大阪出身というね(笑)
オールドサウンドが好き
Fenderが好きな人でストラト大好きな方です。
これは人伝てに聞いたお話ですが
オールドサウンドが好きでワウペダルはクライドマッコイ、TSは何台も持ってるんだとか
凄いコアな?本当にマニアックな人です!
ストラトにはコンデンサにもかなり拘っていて、僕のストラト3本は全てUさんの好きなコンデンサばかりです!
“遊び”の大切さ
ここで言う”遊び”というのは
音はハイクォリティな方向へいくと少しアクが強くなるから
あえて安いシールドを使ったり
そういう”遊び”を入れることが良いというお話を聞きました。
ここはわかるんですが
ギターのパーツにもそういう遊びは必要なんだとか…
ここは深い!
拘りの強いリペアマン
僕のストラトの改造について相談をしに行った時のことです。
事前にアポも取ってお店へ行きまして改造案をしたときのお話!
僕「今のストラトの音作りが上手くいかなくて…何でかな〜と悩んでるんです」
Uさん「Ryuさん自身の好みの音を出すには出力の低いピックアップが良いと思いますよ!」
僕「やっぱりそうなんですかね。検討してるのはいくつかあるんですが、Fenderの69はサンバーストに付けたんで、Fat50sとかどうかなと。」
Uさん「それは良いですね!69とは違ったキャラクターになりますよ!」
僕「他にもありまして、DiMarzioのHS-3をリア、フロントにHS-4もどうかなと」
Uさん「それも良いですね〜僕の提案としては両方HS-3がバランス良いと思います。HS-4は後から作られた物なので、HS-3を知ってからHS-4に移行すれば理想かなと。いきなりその組み合わせも良いですが先にHS-3を知ってもらいたいです。」
僕「そうですか〜。あとはちょっと挑戦としてDiMarzioのFS-1とかもどうかなと」
Uさん「初期イングヴェイですね。パワー強めですがそれも選択肢としてアリですね。」
僕「後は自分でも未知でかなりの冒険になりますがDiMarzioのSuper Distortionをリアにどうかな〜と」
(…ここでいつもニコニコなUさんの表情がガラッと変わった)
Uさん「それはやめておきましょう!」
僕「えっ?」
Uさん「あれはやめましょう!もしそれをどうしても載せたいと仰るなら申し訳ないですが僕はやりません!」
僕「そんなにダメなんですか?」
Uさん「アレだけは絶対にダメです!名前に騙されたらいけません!」
僕「そんなにですか〜」
Uさん「是非ともそれ以外のピックアップにしましょう!」
という事がありました!
いつもニコニコなUさん、とても拘りがあるようで
そこから結果的にはHS-3を載せまして、大満足なギターにしてくれました!
現在はフロントはHS-4にしてるけど、先にHS-3を知っておいてホントに良かった。
まとめ
リペアマンUさんはかなりコアでマニアックな方でした!
ストラト好きで音の好みも合う人だからこそ
「あれはやめておきましょう!」
という言葉が出るんですね。
その人が居なくなってからの後任のリペアマンは
悪い訳ではないけど
特別良い訳でもない。
Uさんが基準になってるから
「〜の◯◯ってピックアップはどうでしょう?」
と聞いてみても
「うーん、どうでしょう。取り寄せて載せてみないことには…」
っていう感じです。
要望には応えてくれるし、リペアはきちんとやってくれるけど。
そこまでで、それ以上も以下も無い。
あくまでお客主体です。
Uさんの場合は
自身の経験も含めて教えてくれる人で、提案もありストラトに関すること、パーツ選定の拘りが半端なかったです(笑)
そういうリペアマンって良いですよ。
僕が初めてお世話になったリペアマンUさん
現在Fenderに所属してるというのは驚きです。
(それをYouTube見て知るっていう)
僕はUさんのリペアのおかげで
ストラトが進化してるし、良い提案してくれて、時には上記のような議論もありました。
合うお客、合わないお客と居たんだろう。
全て要望に応えるリペアマン
自身の経験を持ってこうすべきです!と提案してくれるリペアマン
どちらが良いかは好みでしょう!
好みの音、拘りが合うリペアマンの場合は
とても良いギターが出来上がりますよ!
今日はこの辺で終わります。
読んでくれた方々、ありがとうございました!