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【その他】12年、嫌いな仕事ばかりしていて辞めるに至った話

元バンドマンのRyuです。

今日は今年の春に転職して大阪へ帰ってきてもうすぐ半年が経とうとしてます。

12年勤めた会社を辞めた経緯について、その全ては書けませんが、それもオブラートに包みつつそれも書き

自分の嫌いな仕事をしていた12年について

会社を辞めるキッカケとなった出来事について書こうと思います。

12年勤めた会社

大手企業の下請け会社に就職したが、自分のやりたい仕事じゃなかった12年でした。

自分にはやりたい仕事行きたい部署もあった

会社の人が学校に来て説明があったんです。

他の会社の人は「仕事のことを説明しにきました」という感じで淡々と説明されてましたが

唯一、僕にとって響いた会社があった。

会社というかその人の説明してくれた人が

「うちの会社良いんやで!ぜひ来てね!」という明るく元気で情熱を感じた。

僕にとっては「この人の元で働きたい!」という人でその人への憧れで選んだ会社でした。

インターンシップへ行っても、その人はいて少しお話もできた。

そして面接へ行き内定、採用も貰って順調!

でも配属の希望は通らず…個人的には最悪な入社となりました。

最初の4年間は無線の関連です。

会社よ、誰がそんな仕事したいと言った?履歴書見たか?話聞いてたか?

自分には全く興味無いしやる気もないぞ?

面接、面談した管理職もバカなのか?日本語通じてたか?と思うほどです。

しかも配属された部署の先輩も

嫌だの辞めたいだの言ってるし、希望が見えんしお前ら辞めれば?と言いたかったです。

文句だけ言ってて何もしないのって腹立つんですよね、文句なら誰でも言えるから。

とはいえ僕はとても真面目な人間です。

「やってもないのにこの部署の仕事を、最初から嫌だというのはおかしいし筋が通らない」

まずはやってみよう。

そこから異動を考えれば良い。

嫌なことあっても「この仕事はやりたくないし絶対に異動してやる」と思いながら仕事してました。

ちなみにその憧れた人は隣の部署、僕が入社した理由もしっかり伝えました。

嫌な上司との半年転勤

入社して研修を終えてから配属なんだが

やってみたものの無線の仕事は辛いし好きにはなれそうにない。

本音を言えば目に見えない電波とか興味無いしやりたく無い。

そもそも根底にある”嫌だ”という気持ちは抜けないが何とか目の前のことをやっていく

配属され1週間で課長から

「関東行ってくれ」と転勤を言われ

それも断るとかどうこうもなくほぼ強制です。

課長のことも嫌いでしたし、その下の上司2人も嫌いで、更にはA◯wayやってる先輩もいてそいつもまたウザいのなんの(笑)

転勤が決まると「二度とこんなとこ戻ってこない!」って気持ちでした。

関東でも仕事はやっぱり好きになれずでしたが、人間的なところはクリア出来ました。

出張も行きまくりな4年を過ごしました。

その間も部署異動の話もしたし、無線の仕事をしたくないという気持ちは伝えてました。

それでも「それはお前の逃げでしかない、真面目にこの仕事をやれ」という感じで説教をうける感じです。

希望くらい聞け、そして管理職でそのことを周知しろと思いっきり言ってやりたいです。

5年目に大きな部署異動

そこから何故か4、5年目の人を異動させるという結構な規模の部署異動があった。

それでも希望部署ではなく、希望を聞いてくれることもなく、そこからの8年はサーバやネットワークの関連、そこでも出張が多い時期もあった。

そこでも同様、嫌なことあっても

「自分はこの仕事をしたくてしてるわけじゃないからな」そんな気持ちでやってきました。

僕の友人ならわかることですが

無線もネットワーク関連も僕は苦手な分野ですしそもそも興味なければやる気もないし嫌いなことです。

とはいえ、その中で学べたこともあります

嫌なことでもある程度は出来る

嫌な仕事でしたけど

嫌なことでもある程度は出来るようになりました。

無線も1人で出来ることも多くなったし、サーバネットワーク関連も嫌でも出来るようになったのもある。

それでやりがいを見出すこともできたかもしれないが、自分が入社を決めたキッカケとなった人への憧れはずっと残ってました。

やり甲斐とか云々は無かったけど少しでも仕事に貢献は出来たなと思う部分もありました。

無責任だと思う

ある時、僕は急な休日出勤となった。

本当は嫌だったんですけど、仕方なく…

個人的な予定は何とか調整出来ると考えたから。

さて、その休日出勤での僕の役割は果たしたし、もう僕は必要無いだろう…

そう考えて私用へと向かった(実際僕は後は必要なかったので)

2時間後に会社のスマホを確認すると上司から僕への怒りのメッセージが多数…

「自分が済ませれなかったその仕事の行方は気にならないのか?今まで俺たちの何を見てきたんだ?無責任だと思ってしまう」

僕にも言いたいことがあったがもう

「すみませんでした」

で済ませることにしました。

本音を言うと「はぁ?急やけど仕方なく出てやったんやぞ!最低限の役割は果たしたやろ!それに責任感があるから出たんやぞ?責任感が無い奴なら出勤してないぞ!」

と思いっきり言いたかったが

そこで喧嘩をしても意味がない。相手はお世話になってる上司、何度も助けられたこともあった。

そこでそれまで我慢してた何かが完全に切れてしまいました。

その上司は僕の異動希望のこともまともに知らないし、異動したい希望に対しても文句を言うだけで話をロクに聞かない。

もつこんな部署辞めてやる…

元々やりたかった部署に行ってやる…

そう思い僕はその希望部署の人が取っている資格を取ることにしました。

第二種電気工事士に挑戦

学生の頃にやっておけば良かったな。

本当にもっと早くにやっておけば良かった。これがあれば希望部署へ行くことができたかもしれない。

不満を溜めながら仕事してきた自分は何だったんだ?とも思う。

上司から無責任だと言われたその怒りを

「この資格取って異動してやる!こんな部署辞めてやる!」という気持ちもあり挑戦しました。

そして勉強という名の居なくなる準備をしていきました。

無責任だと言われたその言葉からの怒りを全て勉強にぶつけた。

因みに上司とは表向きには和解してます。

僕の怒りはずっと残ってるけど(苦笑)

個人的な計画は

第二種電気工事士に合格しましたと報告

色々と怒られる可能性があり、そこで僕の怒りと不満ををぶちまける

といった流れです。

無責任と言った上司と面談

勉強をしていて、筆記試験を終えてしばらくした頃に

僕にボロカス言った上司と面談がありました。

この機会に言ってしまおう…

喧嘩になってもいい、もうこの部署とはオサラバするからな

で、入社した経緯から全て話したんです。

会社はそれまで希望を聞いてくれなかった。

話しても逃げだとか言ってまともに聞いてくれない、そんな不満を思いっきりぶちまけたんです

僕のことを無責任だとかボロカス言った上司は

それに対して怒らず、バカにもせず意外にもまともに?僕の話を聞いてくれました。

「そこまでやりたいことが決まってるのって羨ましいくらいだ」

まともに聞いてくれた人はまさかその人だけでした(複雑)

他の人は逃げだとか言ってきたのにな。

その上司のことを少し見直したというか、まず話をまともに聞いてくれたことに感謝でした。

試験終了と夏の帰省

この時に色んな状況が変わってきました。

第二種電気工事士の試験は終了して合格も心配無いだろうという感じ

そして夏季休暇での帰省で、会社での現状のことを話したんです。

親も僕が希望部署でないことは知っていた。

そこで身内の介護や親自身も足が悪くなっていったこともあり

大阪へ帰ることをより真剣に考えた。

何度か検討した関西への引っ越し、このタイミングでやるしかないと考えました。

そして夏季休暇の間に第二種電気工事士の試験結果を知った。

結果は合格!

そして免状申請を済ませて、来年春に大阪へ帰る計画を進めた。

上司に合格したことを報告

第二種電気工事士に合格しています。

というメールを送る。

おそらく察するだろうと思い少しドキドキしながら送りました。

怒られるか…?

いや、大丈夫だろうと色々予想しながらでした。

電話がきてこれを取った理由について話し、実家の都合も含めて来年春に大阪へ帰ることを話しました。

実家との都合を考えると退職することも視野に入れてると。

会社への意見だけを言えば

行きたい部署に行くために資格を取った、だから希望部署に行かせろ!12年我慢してきたぞ!って話です。

希望部署での業務経験なくても、その為に資格取ったと言えば説得力はあります。

とはいえ現実は…

でも大阪へ転勤した場合、僕を転勤させた大嫌いな上司がいる。

それにA◯wayやってる金に汚い嘘吐きの面倒な先輩とも会うこともあるだろう。

希望部署へ行けたとして、物理的な場所は入社した頃の隣の部署へ行くということなんです。

それはちょっと嫌というか普通に嫌だ(笑)

それに転勤ということで

大阪側はオッケーと言ってくれたが部署は未定

直属上司は僕に対して「希望部署にいけるかも」とは言ってきた。

いや…希望部署の話が大切なんですよ。

まずは希望部署へ行く前提で話を進めてくれと思ったし、会社のその辺の事情はわかってはいるとはいえよ?

最初にそこを確定してほしい、僕からすると会社は僕の希望を無視した。

希望を言っても馬鹿にされて何度も腹立つ思いしてきたし、まともに聞かなかったし、逃げだとかで片付けられた。

さっさと希望を聞いてもらいたかったし、転勤の話に乗ったとして良い結果となるか?

隣は元々いた部署、嫌いな人多いし。

極端な話、人生潰された

会社は末端といえ社員の希望を無視したことにより、社員の人生を極端にいうと潰してきた。

僕「元々は◯◯の部署を希望してたんです、けど何故かこの部署になったから異動したいんです」

上司「あのな?そんなこと言う前に仕事をしっかり覚えていくことを考えろ、これだからゆとり世代や現代っ子は困る」

こんなやりとりはもう何度もあったし、上司は頭固いから今更期待も出来ません。

それに異動した先で僕の憧れた人と働けるわけではない、憧れた人は昇格でもう役員になった(それはそれで嬉しかったけどね)

憧れた人への気持ちはまだある、何なら入社時にその人にも話してある。

退職直前のこと、本当かどうかは知らないが

僕の憧れた現役員の人は僕の部署異動の希望等は覚えてくれてたらしい(本当だとしたら嬉しいけど、それなら力になってほしかった)

これは僕の見解ではありますが、ずっと異動したいと言い続けた僕は会社からは良い目では見られてなかったのでしょう。

嫌でもやってる仕事に対しては出来ることは増えても根底には”この仕事やりたくない”ってのは変わらずあった。

そのやりたくない気持ちが日頃から滲み出てたと思う。上司にあれこれ怒られようともその気持ち、スタンスから評価等も良くはなかった。

当時の上司からすればある種の厄介払いといったところでしょう。

その後も退職か居続けるかを何度も考えましたが、やっぱりこの会社に居続ける意味はないかもしれないと考えました。

転職、引越しと大きな変化

転職に至った理由は会社のことは大きいですが、実家身内のこともあります。

今は自分の地元、南大阪泉州で働いてます。

実家もすぐそこ、徒歩10分以内。

転職した会社はまさかの前の会社の関連会社と取引あるし、前の会社の社長のことも知ってるとあり…世間は狭いなと感じてます(笑)

それに親も喜んでくれてるし、実家近くで親も足悪くなったといえ思ったよりも元気で良かった。

無理して居続けた気もする、無理してた時もあったがそこで得た経験も勉強です。

12年、嫌な仕事でもよくやったなと思う面もあるし、早くに決断すれば良かったと思う面もある。

会社を辞めたことへの後悔もない、今の方が仕事も人間関係も総合的に良いです。

以上、長々と書きましたが仲の良い友人にしか話してない話でもあります。

転職、引越しって凄くエネルギー使いますね。

嫌だったら12年でも学んだことは沢山ある。

これまでの経験を活かし、今後に役立て引き続き頑張っていきます!