今日はスイッチャーの最高峰と言えるでしょう。
FREE THE TONEのARC-3についてです。
FREE THE TONEのスイッチャーは現行のスイッチャーという類の中で
最高峰の商品と僕は捉えています。
本当に良いスイッチャーです!
※2018年9月に生産終了なりました・・
プロ仕様のイメージがあるかもしれませんが
使ってみるとそのクォリティには納得します!
FREE THE TONE
元Providenceの技術者の林さんのFREE THE TONEというブランド。
プロ仕様の物ばかりです。
エフェクターも高価ですが
その音を聴けば誰もがその金額には納得すると思います。
この音ならこの価格は納得!ってことで売れるんですね。
クリアでとても綺麗な音です!
ARC-3
Audio Routing ControlerのARCです。
(そういや3って何だろか)
見た目、形はProvidenceのPEC-2ですね。
ここでは比較対象をPEC-2(PEC-2を否定するつもりはありません)とします。
大きな違いはHTSサーキットでしょう。
サウンドについては後で書きます。
他にも色んな違いはありますが、僕が印象的なのはジャックです。
PEC-2はジャックは”カチッ”と入る感じというより”スッ”と入る印象です。
(これは試してみるとわかります)
簡単にケーブルが抜けてしまうのもあり、運搬時にケーブルが外れていた、なんていうトラブルもあったとか?
ということで、林さんがProvidence時代はPEC-2を改造したという話を楽器店の店員さんから聞きました。
そこはARC-3では改善されてます。
しっかりケーブルは入りますが、決して外しにくいというわけでもないです。
サウンドは?
HTSサーキットのおかげで、サウンドはガラッと変わります。
出力がいつも一定のインピーダンスなので音を安定させてくれます。
いざ試すとその音色は凄く綺麗にまとまった音になります。
印象としては高音が強めに出ます。
ここをどう捉えるか…かもしれませんが、僕は決して嫌な感じはしないです。
常に一定の出力で、音が綺麗過ぎて驚きます!
これがFREE THE TONEの音でしょう。
使い勝手
スイッチを踏んでループ等を切り替える時のノイズはありません。
僕はARC-3の前はPEC-04を使っていました。
PEC-2もスイッチの感じは、踏んでみると”バキャッ”という感じです。
ARC-3は”カチッ”とはなるんですが切り替え時のノイズはないというのが素晴らしい!
あとはMIDIの設定が簡単です。
僕はMIDIを敬遠してましたが、今やFREE THE TONEのFLIGHT TIMEを使ってます。
設定も説明書を読んでみるとスッと設定出来ました!
凄く便利です!
まとめ
・PEC-2からARC-3にするだけでも音はガラッと変わる
・MIDIの設定が簡単
あえてデメリットをあげるとするならば…
重いということでしょうか?(悲)
そこはPEC-2も同じかな。
MIDI機能のあるエフェクターを使うならばFREE THE TONEのARCシリーズは絶対オススメです!
最後になりますが、僕は決してPEC-2を否定するつもりはありません。
※見た目が同じだから比較対象としました
PEC-2も良いスイッチャーです。
ループスイッチャー+ MIDI機能で使い勝手を求めるならPEC-2です。
そこからそれ以上の
サウンドを求めるのならARCシリーズという選択になるでしょう!
今日はこの辺で終わります。
読んでくれた方々、ありがとうございました!