今日は学生の頃に作った自作エフェクターをご紹介します!
僕は学生の頃は電子技術についての専攻でした。
ダイオード、トランジスタ、オペアンプ、抵抗について等色々勉強してました。
学校で色々勉強したことはエフェクター自作にとても役立ちました!
(抵抗の読み方、部品選定、回路図から基板に起こすこと等)
エフェクターを自作したいと考えてる方のお役に立てればなと思います。
自作に挑戦するにあたって
自作エフェクターを作るのにはネット上に様々な情報ありますが
僕が使ったのはこの本です!
↓
誰でも作れるギターエフェクター
有名どころですかね?
この本の続編?のやつも確かありました!
この本の通りに作れば本当に誰でも出来ると思います!
あとは
ド素人のためのオリジナルエフェクター製作
っていう本もありました。
買ってはないですが
見やすくて良かった印象です!
試作機のファズ
自作エフェクターといえばまずは・・・
ファズでしょう!
部品数も少なくて簡単!
定番ですね!
Fuzz Faceのコピーです。
誰でも作れるギターエフェクターの
最初に載ってるやつです。
僕はトランジスタは2SC1815で作りました。
初の自作ということもありかなり時間かかりました。
基板はそんなに時間かからなかったんですが
何より大変だったのは
ケース加工です。
ドリルで穴あけてリーマーで広げる
この作業がもう手は痛くなるし疲れるし
という作業です(笑)
このファズは19歳の夏に作ったモノです。
当時のバンドblanc-et-noirのリーダーに渡しました。
何度かライブでも使ってくれましたね。
とりあえずファズとして機能するというレベルです。
最初は本の通りに作ったんですが
ボリュームの効き方が微妙でして別のに変えました。
(本の通りだと2時くらいまで上げないと音が良い感じに上がらなかったんです)
ブースター
自作ブースターです。
誰でも作れるギターエフェクターの2つ目だったかな?
これは時間かかった!
筐体を小さめにしたんです。
サウンドはマーシャルをブーストする前提です。
スイッチはトレブル、ミドル、ベースの切り替えです。
基本的に僕はミドルを使っていました。
最大でクランチくらいまで歪みます。
アンプへの色付けとしては使えました!
主にセッションでマーシャルとの組み合わせで使っておりました。
試作ファズのプラスアルファ
これはもう色々と試して試してと時間かかったんです(笑)
誰でも作れるギターエフェクターの続編のやつにあったんです。
それを更に自分でアレンジして試すという(笑)
元々Fuzz Faceのコピー、そこにトーンを付け加えたやつ。
最大にすると普通のFuzz Faceです。
僕はTONE部分にかなり拘りました。
トレブルを下げつつ、ベースを上げる
音は少しクリアに
というのが理想でしたがベースを上げるというところまでしか出来ませんでした・・・
クリアにするというのは深いなと思いました。
ローノイズのトランジスタ使ったりしましたよ
自分のライブでも何度か使いました!
その後、欲しいという人が居たのであげました。
オーバードライブディストーション
ディストーションを作ろうと思い作りました。
回路はRATです。
歪みを最大にするとファズになってしまうという(笑)
どこをミスったのか半分でディストーション、最大にすると潰れすぎたファズです。
回路はそこまで複雑でもなかったんですが
悲しいことに
ノイズに紛れてピーピー音がなりました。
失敗でしたね…
ABループチューナーアウト
あれば助かるやつ!
ABループチューナーアウト
自分が欲しいがために作ったのです!
配線等は大したことないんですが…
これはケース加工が大変です。
なんせスイッチの穴の加工が大変で大変で
もう手が痛くなって仕方なかったです(笑)
これは制作依頼もあって3つ作りました。
無色、金色、青色
個人的には金色が一番綺麗に出来ました。
自作を辞めた理由
作るのは凄く楽しいんです!
使えるものですしやりがいもあります!
ただどちらかと言うと
僕は演奏する方が好きだというのが一番です。
あととても深いです。
パーツによる音の違いは勿論、筐体によっても変わってきます。
配線材によっても変わる・・・
深すぎるんです
まとめ
自作をするとエフェクターの内部についてわかってきます。
スイッチについて、LEDについて
当たり前にエフェクターが使えるってありがたいことです。
それがよーくわかります!
自作をやるきっかけは様々でしょう。
エフェクターが好きな方
自作するのは本の通りにやれば出来ます!
そこからオリジナルエフェクターを作ってみても良いです。
(僕のエフェクターを作ってほしいです)
僕はエフェクターの自作は何年もやってませんが
また挑戦はしたいです。
DOD250を作りたい
今日はこの辺で終わります。
読んでくれた方々、ありがとうございました!